なぜ日本は没落するか

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 81
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000015509

感想・レビュー・書評

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  • 安冨先生の師匠で「わかりやすい」と見かけて挑戦してみました。わかりやすいが、コテンパンにやられてめげたよ…。「没落論」であるから、日本はこのように駄目です、という話。すみませんダメで…泣。メッタ斬りにした最後の唯一の道が「北東アジア共同体」という壮大なものをぶち上げ、これが言いたかったんですね…、となるがその前にこっちはズタボロである(心理的に)。二十年前の本だから森嶋先生が予想できなかったこともある。貧困と格差、ポピュリズムの台頭は出てこない。しかし、日本が没落していく冷徹な見通しだけは見事に正しいの。涙(2019-11-15)

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/481209

  • 1999年、最もノーベル経済学賞に近かった著者が“日本の2050年”を予測し、『なぜ日本は没落するか』を警告した一冊。発表時にはあまり話題にならず、黙殺された様子。
    発行から24年、ほぼ半分が経過した時点で、悲しいことに著者の予測がほぼ的中。
    著者は「政治的没落」の罠から脱出するため、アジア共同体形成を説くが、日本がアジアでの主導権を失い、中国が台頭してしまった今となっては、日本がアジア共同体形成を主導する力もなく、没落を甘受せざるを得なくなったということか。

  • これからの日本を背負う若者の一人として、立場的に賛同しかねる点が
    多々あるものの、現在の日本の構造的欠陥を指摘してるところは極めて本質的なところをついているように思った。しかし著者の予言通りにはいかせない。

  • 今の日本に足りない事を力説。

  • 大学の経済学科に入って一番最初に読破した記念すべき本。
    今でもときどき読み返します。

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