日本リベラリズムの稜線

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000016629

作品紹介・あらすじ

個人の内的精神生活の自由、社会関係における自由と正義の実現をめざす「積極的」自由主義(I.バーリン)は、来るべき新しい社会のために残された現代世界の課題であろう。竹越与三郎、末広鉄腸、浮田和民、田沢義鋪、河合栄治郎、清沢洌。民権思想の退潮期から暗黒の第二次世界大戦期まで、日本社会の土壌深くに根を置き、強い磁力を放ち続けたリベラリズムの脈動に新たな光をあてることを通して、もうひとつの近代日本思想史への道を切り拓こうとする。

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著者プロフィール

1917年生まれ。神戸女学院大学、オリヴェット大学、コロンビア大学、ユニオン神学校に学び、R.ニーバー、P.ティリッヒに師事。文学博士(東京大学)。国際基督教大学名誉教授。著書に『人間観の相剋』(弘文堂新社)、『土着と背教』(新教出版社)、『正統と異端の“あいだ”』(東京大学出版会)、『天皇観の相剋』『日本リベラリズムの稜線』『戦後デモクラシーの源流』(共に岩波書店)、『峻烈なる洞察と寛容──内村鑑三をめぐって』『植村正久──その思想史的考察』(共に教文館)などがある。

「2017年 『新版 光の子と闇の子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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