日本中世の社会と宗教

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (390ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000016797

作品紹介・あらすじ

王法・仏法と神道、白山信仰など民俗的信仰、「鎮魂」の系譜、寺院と民衆、「芸能」等の問題を取り上げ、日本中世の王権および顕密仏教を中世社会生活史の角度からとらえ直す。その上にたって、中世の身分制に奥深くひそんでいた神秘的思考や現代にいたる仏教革新運動の歴史的性格などを考察して、日本人の宗教意識への新しい接近を試みる。

著者プロフィール

1926年富山県に生まれる。1948年京都大学文学部史学科卒業。1960年神戸大学教育学部助教授を経たのち、大阪大学教授、大谷大学教授を歴任。1993年歿。著書に『蒙古襲来』(中央公論社、1965年)、『荘園制社会』(社会評論社、1967年)、『日本中世の国家と宗教』(岩波書店、1975年)、『寺社勢力―もうひとつの中世社会』(岩波新書、1980年)、『日本中世の社会と宗教』(岩波書店、1990年)、『黒田俊雄著作集』全8巻(法藏館、1994~95年)など多数。

「1995年 『黒田俊雄著作集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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