現代心理学入門〈3〉学習と教育の心理学

著者 : 市川伸一

• 岩波書店 (1995年7月21日発売)

作品紹介・あらすじ

教育心理学に新風を吹き込む、斬新で楽しいテキスト。学習意欲、動機づけなど、学ぶ側の心理を重視し、知識獲得や理解過程についての最新の研究成果を取り入れて、わかりやすく解説する。実際の教育に役立つように、授業の設計と学習評価、教室での人間関係、学校の役割についても具体的に説明する。学校教育だけでなく、個別指導や社会人教育にも対応できる内容構成とした。

感想・レビュー・書評

[reinouさんの感想 · 2017年1月3日]

1995年刊行。著者は東京大学教育学研究科教育心理学研究室教授だが、学習心理学、認知心理学の労作をいくつも叙述している。その先駆的著作が本書か。

[大手前大学・大手前短期大学 メディアライブラリーCELLさんの感想 · 2013年11月25日]

＜石上浩美先生コメント＞
教育心理学諸学者向けのテキスト。

＜閲覧スタッフより＞
「学ぶ心理」を考える。学習意欲や「やる気」についての心理学的研究成果を分かりやすく解説しています。授業計画や学習評価、クラス内の対人関係など、学校・教室・教員の役割についても具体的に説明しています。
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所在番号：140.8||ケシ||3
資料番号：10175840
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[koba1984さんの感想 · 2012年8月13日]

教育心理学・学習心理学はどうも興味が持てなかったが、
この本にあることは「なるほど！」と思えた。

著者プロフィール

1953年東京生まれ。東京大学文学部卒業。文学博士。現在，東京大学名誉教授，帝京大学中学校・高等学校校長。中央教育審議会教育課程部会委員として学習指導要領の改訂に関わる。専門は教育心理学。認知心理学を基盤にした個別学習支援や授業づくりなどの実践に携わっている。著書に、『考えることの科学』（中公新書）、『学ぶ意欲の心理学』（PHP新書）、『学力低下論争』（ちくま新書）、『学ぶ意欲とスキルを育てる』（小学館）、『「教えて考えさせる授業」を創る　アドバンス編』（図書文化社）など。

「2023年 『これからの学力と学習支援　心理学から見た学び』 で使われていた紹介文から引用しています。」