新語はこうして作られる (もっと知りたい!日本語)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (177ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000068215

感想・レビュー・書評

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  • "既存の言葉を加工したり転用したりして造語する言語現象"を改めて見つめる。加えて、なぜ造語するのか、英語ではどうか、などと広がりもある。
    レーコーが関西圏でしか市民権を得られなかったのはなんでだろう。ちゃんと2節4モーラなのに。関西圏だけ短縮ルールが違う気がする。マクドとか。

  • カレーコロッケとコロッケカレー、さてカレーライスの上にコロッケが乗せられて出されるものは、どちら? またそれはなぜ? 単語と単語の合成語を複合語と呼ぶが、なんでもかんでも自由なルールで複合語は作られるわけではない。そこにはとても緻密なルールがあるのだ。
    (選定年度:2016~)

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著者プロフィール

窪薗晴夫(くぼぞの はるお)
エディンバラ大学大学院博士課程修了(1988年)。PhD(言語学)。現在、国立国語研究所理論・対照研究領域教授。著書に『一般言語学から見た日本語のプロソディー―鹿児島方言を中心に―』(くろしお出版、2021)、『通じない日本語』(平凡社、2017)、『アクセントの法則』(岩波書店、2006)、『日本語の音声』(岩波書店、1999)、『語形成と音韻構造』(くろしお出版、1995)などがある。

「2022年 『言語コミュニケーションの多様性』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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