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- Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000069212
作品紹介・あらすじ
40億年におよぶ生物進化の大きな流れをいかに追究するか。遺伝子解析によって系統進化をたどる手法の発展は、現生の生物の成り立ちについて予想外の結果をもたらした。また、多細胞動物の胚や軟組織の化石が新たに発見され、進化のシナリオは再検討を促されている。現生の生物からの情報を横糸に、化石資料からの情報を縦糸にして、進化研究はさらに展開していく。生物への認識を問い直すべく、挑戦する分類学を紹介し、大量絶滅を進化の文脈で位置づける。
感想・レビュー・書評
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進化や分類を包括的に取り扱ったものではありません。分類学、分子系統の概要、カンブリア紀までの歴史、植物進化、大量絶滅といったテーマを取り上げています。
分子系統の概要やカンブリア紀までの歴史は、まとまっていて読みやすかったです。また、大量絶滅のテーマをまとめて取り上げているのは少ないので、価値があると思います。
値段的にも体裁的にも専門書の位置づけなのでしょうが、ちょっと詳しく学びたい人にも読みやすいと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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