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- Amazon.co.jp ・本 (365ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000071772
作品紹介・あらすじ
(下)には第一三歌から第二四歌を収める。怪物たちとの戦いや冥界訪問など、オデュッセウス自身の語る奇怪な漂流冒険譚は終わりを告げて、物語はいよいよ、オデュッセウスの帰国、そして留守の間妻を苦しめていた悪逆な者たちへの復讐という、劇的な盛り上りに満ちた大英雄叙事詩のクライマックスへと突き進んでゆく。
感想・レビュー・書評
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古典中の古典、今読んでも面白いね。
叙事詩ということでオデュッセウスの漂流談と婚約者たちの征伐談が中心で、味方はめっちゃいい奴、敵はめっちゃ憎たらしい奴という感じに白黒はっきり描かれていた印象。
イタケに戻った後、皆んななんでそんなにオデュッセウスに気づかんのや!?ってくらい気づかれないのはオモロい。
Story tellingってのはこういうふうにやるんや!ってはるか昔に見本を示してくれたホメロスさん。構成といい人物描写といい現代までそのエッセンスは受け継がれているような気がします。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
十六歌が最高に好きです。この興奮をどこに持っていけと。漫画でやるなら間違いなく見開き。背景はトーン青空削り。
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