弾性体と流体 (物理入門コース 8)

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (250ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000076487

感想・レビュー・書評

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  • 2010 後期「地球連続体力学」(宮崎真一) 参考書.

  • 振動・波動,完全流体,粘性流体,弾性体の基本事項がバランスよくまとまった入門書で,流体力学の初学者にはちょうど良い構成だろう。本書に必要な数学として,ベクトル解析とテンソルの初歩が挙げられる。

  • 流体力学のテキストは工学系寄りのものと物理系寄りのものがあると体感しています。

    この本は物理系寄りです。
    前半に弾性体の話があって、後半に流体の話になります。
    流体はまず基礎方程式を提示してから各種現象の考察・検討に入るという形式です。

    基礎方程式からスタートする本の中でもこの本は平易な方だと思うので、この形式で進めたい方には大変おすすめです。

    所在:中央館3F : 図書
    OPAC情報:https://opac.lib.niigata-u.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BN00620248?caller=xc-search

  • 工学の本で、とっつきにくいのは、息をつく暇がないことが原因のような気がします。
    松下電器のプログラミング学習のシリーズがよいのは、吹き出しでヒントや、息抜き、掛け声があるところです。 本シリーズでは、CoffeeBreakがよいと思います。

    P210のような写真は嬉しいです。
    流体といっても、現象がピンと来ないことがあります。写真でリアルな雰囲気がわかると納得感があります。

    式も番号がふってあって、そんなに論理的に飛躍することがありませんでした。
    よし。弾性体と流体はクリア。

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著者プロフィール

1953年京都大学理学部物理学科卒業。理学博士。京都大学名誉教授。2010年歿。著書『量子物理学の展望』(編著、1977)『弾性体と流体』(1983)『超電導・超流動』(1993)『超伝導の探究』(1995、以上岩波書店)。訳書 ブローダ『ボルツマン』(共訳、みすず書房、1957)ランダウ/リフシッツ『場の古典論』(共訳、東京図書、1954)ほか。

「2021年 『量子力学の数学的基礎【新装版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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