エチオピア黙示録: 野町和嘉写真集

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000080798

感想・レビュー・書評

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  • 一昨日行った写真展の写真集。
    写真を見て私が考えた事なんて、いかに世間知らずで牧歌的だったかを、この写真集を見て思い知らされた。

    エチオピア、広いな。東アフリカだって。ソマリアと戦争して大変だった。

    『約束の旅路』のはじめに出てきた難民キャンプの難民達の出身地がエチオピアだ。
    エチオピアのユダヤ人は、ファラシャ(古代エチオピアの言葉で「移住者」の意味)と呼ばれていたんだって。
    イスラエルの移住作戦で、今はもうエチオピアにユダヤ人はほとんど居ない。

    パピルスって、舟の材料にも使われるんだ。

    水野富美夫 http://www.tobunken.go.jp/materials/bukko/10608.html

    https://www.youtube.com/results?search_query=%E3%82%A8%E3%83%81%E3%82%AA%E3%83%94%E3%82%A2

  • 好きです。解説というか筆者の文章が短かった。もっと長くてもいいかとも思ったけれどもでも写真が強かった。祈り、飢餓、自然と。『昔』のエチオピアなのかと思うとなんかちょっと複雑な気持ちになったけれど。飢餓は嫌だが秘境的な場所に惹かれる気持ちわかった。

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著者プロフィール

野町 和嘉(のまち かずよし)
1946年生まれ。サハラ砂漠などアフリカの乾燥地帯、中国、チベット、サウジアラビア、アンデスなどの撮影に取り組み、国内外で高く評価され、米国報道写真家協会年度賞銀賞、土門拳賞、芸術選奨文部大臣新人賞、日本写真協会年度賞、講談社出版文化賞、藤本四八写真文化賞など受賞多数。2009年、紫綬褒章受章。

「2022年 『JTBのカレンダー 世界遺産 野町和嘉 2023 壁掛け 風景』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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