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- Amazon.co.jp ・本 (94ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000084840
作品紹介・あらすじ
昭和三十三年、東京タワーができた頃、街には都電が走っていた。戦争が終って十三年。東京の町はようやく落ち着きを取りもどし、普通の市民生活が始まっていた。なつかしい街並と生活をふりかえるモノクロ写真102枚。
感想・レビュー・書評
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生まれた頃の風景がよみがえる。昭和30年代生まれは何処となくホンワカした人が多い。ベルエポックの生まれだからか?ガツガツした20年代生まれとは違う。
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田沼武能氏の写真が見たくて購入した。殆どは私が生まれる前の写真で、自分の原風景ではないけれど、終戦直後から昭和30年代の20年足らずの間にも風景がかなり変わっているのがわかって面白い。
中でも、当時の東京の交通機関、都電やバス、ほんの短期間で姿を消したというトロリーバスの貴重な写真なんかもある。町屋の京成のガード下あたりは今でも当時の雰囲気を残しているように思う。
田沼氏も、その師匠の木村伊兵衛氏も下町出身だそうだ。アラーキーもそうだし、下町出身の写真家は多い。街を歩けば被写体にことかかないからだろうか。
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