軍艦島海上産業都市に住む (ビジュアルブック水辺の生活誌)

著者 : 阿久井喜孝

• 岩波書店 (2004年10月14日発売)

感想・レビュー・書評

[marumarumaさんの感想 · 2013年7月4日]

廃墟としての軍艦島（端島）ではなく、人々が暮らしていた在りし日の軍艦島を建築学的なアプローチで紹介したビジュアルブック。

密集した建造物の中でコミュニティが形成されている様子は、九龍城砦を彷彿とさせるところもある。どの写真も美しく、精一杯生きる島民の活気で溢れている。
人は廃墟を見ながら、同時に、かつてそこにあったであろう生き生きとした生を見ている。

現在では、Googleストリートビューで立入禁止区域を含む島の内部を散策できるようになった。

[yam kazさんの感想 · 2010年6月25日]

母の実家のそばにある廃墟。
単に廃墟がかっこいいなぁ！　とかではなく、歴史的なところに興味があり購入。

観光客やミーハーに荒らされずに、そっと風化していってほしいなぁと思う。

[4月生まれさんの感想 · 2006年10月14日]

あの小中学校に電気がついてる写真でぐっときました。