- Amazon.co.jp ・本 (71ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000092784
作品紹介・あらすじ
「新しい学力観」のもと、小中学生の学力はどう変化したのか?文科省調査ではわからない学力の低下と「教育における階層差」の実態に迫り、その克服をめざす。
感想・レビュー・書評
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実態報告。文科省とは異なる視点での調査。塾に行っている行っていない,家庭の文化度,同一学区内の小中学校の関係。学校の取り組み次第で変わることを示唆。
最後にまとめの章があってもよいのでは。学力低下の裏に階層による差が見え隠れする。
価値観の違う者が一緒にやっていく術とはなんだろう。それが教育の場面であるとどうなるのか。今現実に動いていることだから,しっかり考えてからというわけにはいかないのが大変だ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すごく、興味深い話です。
この本が世に出てから、今年で10年経ちますので、その後が知りたいですよね。
本当に、何をやっているのでしょうか…。
悲しい話です。 -
この本は89年と2001年の比較、調査の結果をとおりに学歴の実態と子供たちの生活、学習状況との関連も、その変化を含めて分析可能になる。
教育の改善にはつながらない。現代の中小学生の学力はどう変化したのか、中小学生の生活や学習状況とあわせて、学力格差も広めている。厳し
い社会問題になる。この問題について、どうやれば、現状を変えるのか、「学力低下」の現状を続かないようにどうやればいいのか?