臨海事故 隠されてきた深層: 揺らぐ「国策」を問いなおす (岩波ブックレット NO. 632)

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (63ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000093323

作品紹介・あらすじ

一九九九年九月三〇日、茨城県東海村にあるジェー・シー・オー東海事業所の臨界事故。本書では「なぜ事故が起きたか」、つまり原因の考察に焦点をしぼる。最初に、事故のあらましについて現在の視点で記した。続いて、事故が日本の高速増殖炉の開発と関わっていることを論じた。また、危険な中濃縮ウランを取り扱う工程についての「安全審査」が不十分であることについても考えた。さまざまな要因による事故へと進んでしまった有様を見たあと、最後に現在の原子力の問題について触れている。

感想・レビュー・書評

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  • どんな内容だったかなぁ。
    原発は不完全なものなのに、金儲けのため、一部の人間のエゴにより無理やり稼働させているような、
    そんな事が理解できたような、ちがうような。。
    おカミのいう事には逆らえないんだよ、というような。。うぅむ。

  • 資料ID: C0026046
    配架場所: 本館2Fブックレット

  • JCOの臨界事故の背景がわかる, 2004/10/15


    JCOが出来た背景、伏線についても触れている。この事故は偶然の事故ではなく、起こるべくして起きたのではないかという印象だ。JCOだけの問題ではなさそう。
    しかし、安全管理の問題もあるが、こんな危険なものを扱う工場が住宅地の真ん中にあるというのも、正直驚いた
    この本の内容は正直言って技術的な話が多く、あまり理解できなかった。原子力に関わる人でないと、概要は読みこなせないかもしれない

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著者プロフィール

1975年9月設立。産業界とは独立な立場から、原子力に関する資料や情報を広く集め、市民活動に役立つように提供している。99年9月より特定非営利活動法人。2010年5月より認定特定非営利活動法人。

「2020年 『原子力市民年鑑2018〜2020』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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