臨海事故 隠されてきた深層: 揺らぐ「国策」を問いなおす (岩波ブックレット NO. 632)
- 岩波書店 (2004年9月7日発売)
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感想 : 3件
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- Amazon.co.jp ・本 (63ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000093323
作品紹介・あらすじ
一九九九年九月三〇日、茨城県東海村にあるジェー・シー・オー東海事業所の臨界事故。本書では「なぜ事故が起きたか」、つまり原因の考察に焦点をしぼる。最初に、事故のあらましについて現在の視点で記した。続いて、事故が日本の高速増殖炉の開発と関わっていることを論じた。また、危険な中濃縮ウランを取り扱う工程についての「安全審査」が不十分であることについても考えた。さまざまな要因による事故へと進んでしまった有様を見たあと、最後に現在の原子力の問題について触れている。
感想・レビュー・書評
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どんな内容だったかなぁ。
原発は不完全なものなのに、金儲けのため、一部の人間のエゴにより無理やり稼働させているような、
そんな事が理解できたような、ちがうような。。
おカミのいう事には逆らえないんだよ、というような。。うぅむ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
JCOの臨界事故の背景がわかる, 2004/10/15
JCOが出来た背景、伏線についても触れている。この事故は偶然の事故ではなく、起こるべくして起きたのではないかという印象だ。JCOだけの問題ではなさそう。
しかし、安全管理の問題もあるが、こんな危険なものを扱う工場が住宅地の真ん中にあるというのも、正直驚いた
この本の内容は正直言って技術的な話が多く、あまり理解できなかった。原子力に関わる人でないと、概要は読みこなせないかもしれない
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