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- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000201711
作品紹介・あらすじ
本書は、経済の基礎的知識をつなぐ根本的な考え方をきめ細かく追求することを通して、経済学の全容を平易に解明した入門書である。
感想・レビュー・書評
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大内兵衛によって執筆された初版を、日高普が新たに書きなおした本です。
大内も日高もマルクス経済学の研究者なので、本書もマルクス経済学の立場が採用されています。いわゆる「経済原論」の初歩的な内容に、簡単な経済史の解説を加えた構成になっています。
ただし、マルクス経済学の基礎に関する説明はやや簡潔にすぎて、平明とは言い難いように思います。とくに再生産表式の説明では、縦書きということもあってか、数字を出さずにエッセンスだけが説明されていますが、かえって分かりにくいのではないかという気がします。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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