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- Amazon.co.jp ・本 (310ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000225663
作品紹介・あらすじ
人間のエゴイズムとモラルの崩壊、肥大する欲望と環境破壊…旧約聖書の思想は、現代になお生きたメッセージを発信しているのだろうか。カントとキルケゴール、レヴィナスとデリダ、ユングと西田幾多郎-旧約に問いかけ、その世界像や神観念と格闘した思想家たちと対話する。旧約の"信"の核心に置かれた象徴を解釈学の方法によって解読し、受苦・受難の逆説と贖罪思想とが拓く宗教の次元に哲学的な表現を与える。価値が多様化し拡散した今日、普遍的な規範を再生することは可能だろうか。旧約聖書学と哲学とが交差する地点に立って構想された、新たな"普遍への理路"。
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