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- Amazon.co.jp ・本 (199ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000237673
作品紹介・あらすじ
政治学の泰斗ロバート・A.ダールがロング・インタヴューにこたえて語ったデモクラシー論。とめどない経済のグローバル化と9・11以降の世界政治が、いまデモクラシーに突きつけている課題とは何か?気鋭のイタリア人ジャーナリストが繰り出す問いに、デモクラシーの理論家が自らの思索を真摯に語る。自身の歩んだ道や学問形成、個人史のエピソードにもふれた本書は、ダールの学問・思想を知るうえでも、またとない1冊。
感想・レビュー・書評
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国家においてはデモクラシー
人間が作るさまざまな組織については全てがデモクラシー的でないといけないとはいえない。
軍の組織がデモクラシー的であれば効率性が欠ける。
教育制度が果たしてデモクラシー的に機能できるかは疑わしい。
企業も上意下達。デモクラシー的にして効率性が同じ、もしくはそれ以上であるならば、そうしたほうがよい。(『デモクラシー理論の基礎』)これが大きな成功にいたるとは思えない理由はいまでは十分明らか。企業の上下関係は維持しなければならないが、ある限られた領域でデモクラシー的要素を導入する。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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