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- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000240352
作品紹介・あらすじ
近年の経済危機に対し、日米欧とも財政出動の余力がなく、金融政策への期待はますます高まるばかりである。この本は、二〇世紀末からの日本の経験、リーマンショック以降のアメリカ、EUの状況を踏まえ、そこで採用された「非伝統的な」政策・措置とそれを支える金融理論について分析し、中央銀行に出来ることは何かを探る。
感想・レビュー・書評
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近年の各国の金融政策(BOJ, FRB, BOE, ECB)を概観できる。分かりやすい。またそれらの歴史に触れているのも、新参者にとってはありがたい。
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どうしたら中央銀行の金融政策を理解してもらえるか。
日銀の行動は政府・マスコミ・学者から
様々に批判され、時には感情的に非難されることも。
その中でも、元日銀行員である筆者は、
(時に静かな怒りを見せつつも)
冷静に日銀の金融政策について記述しております。
市場が今日、「期待」を基に行動するので
中央銀行の政策意図の説明責任を果たすことは
ますます重要になってくると。
巻末に詳細な文献目録が付されております。
未読のものをどんどん読んでいこうと思います。
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