非核兵器地帯――核なき世界への道筋

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000245111

作品紹介・あらすじ

核兵器なき世界に向けた現実的な選択肢、それが非核兵器地帯である。条約により核兵器を持たず、作らず、貯蔵せず、配備も実験もさせない地域-核の脅威から解放された地域が、ラテンアメリカや南太平洋、そしてアフリカと、南半球全体に広がっている。北半球でも非核兵器地帯をつくりだす動きが進められている。旧ソ連の核実験に苦しんだ中央アジア五カ国が核兵器の軛からいちはやく脱した。モンゴルがそれに続いた。「緊急かつ困難」な中東地域でも模索が続く。非核兵器地帯は、冷戦構造が今なお残る北東アジアでこそ、現実化されなければならない。

著者プロフィール

1937年9月1日、兵庫県洲本市生まれ。磁性物理学を専攻し、東京大学大学院数物系研究科応用物理学専攻博士課程修了。工学博士。ブルックヘブン米国立研究所(ニューヨーク州)、東北金属工業株式会社中央研究所、東京都立工科短期大学助教授を経て、1980年よりフリーの活動家・研究者として、さまざまな平和、軍縮、民主化、人権問題に取り組む。 現在、NPO法人ピースデポ特別顧問。長崎大学核兵器廃絶研究センター(RECNA)客員教授、初代センター長(2012~15年)。核軍縮・不拡散議員連盟(PNND)東アジア・コーディネーター。また、「北東アジアの平和と安全保障のためのパネル」(PSNA)委員。「朝鮮半島非核化合意の公正な履行に関する市民の監視活動」プロジェクト・リーダー、その『監視報告』ブログ・メルマガ責任者。『ピース・アルマナック―核兵器と戦争のない地球へ』監修者、刊行委員長。

「2021年 『北朝鮮の核兵器』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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