ヒューマンカインド 人間ならざるものとの連帯

  • 岩波書店
2.00
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000245470

作品紹介・あらすじ

さまざまな生物種そして無機物までも含み込むコミュニズムはいかに可能か。独自の「オブジェクト指向存在論」(OOO)によってエコロジー概念を更新し、哲学のみならず美術・建築界からも世界的な注目を集める気鋭の思想家が、マルクスの大胆な再解釈を通して人間と〈人間ならざるもの〉との連帯の哲学を構築する。

感想・レビュー・書評

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  • モートンのエコロジー思想がどれだけ革新的だったとしても、それほど驚きを感じさせないのは、彼の主張が17世紀にスピノザが述べたことの焼き直しであるからに他ならない。なぜ明確に引用しなかったのだろうか

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著者プロフィール

1968年、英国・ロンドン生まれ。ライス大学英語学科「リタ・シーア・ガフェイ」名誉教授。イギリス文学研究が専門ながら、その関心領域は、エコロジー、哲学、文学、生命科学、物理学、エコクリティシズム、音楽、アート、建築、デザイン、資本主義、詩学、食と多岐にわたる。

「2018年 『自然なきエコロジー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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