プシュケー 他なるものの発明(I)

  • 岩波書店
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  • / ISBN・EAN: 9784000246897

作品紹介・あらすじ

一九七〇年代後半から八〇年代の主要論考を集成し、デリダ哲学の政治的‐倫理的「旋回」を告げる論文集。第1巻には「他なるものの到来」を理論化した表題作「プシュケー」ほか、ベンヤミンの読解を通して権力言語の彼方を素描した「バベルの塔」、レヴィナスの倫理思想を論じた「この作品の、この瞬間に、我ここに」、アパルトヘイト批判を展開した「人種主義の最後の言葉」、核の脅威をめぐる「黙示録でなく、今でなく」など全十六篇を収める。

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著者プロフィール

ジャック・デリダ(Jacques Derrida):1930-2004年。仏領アルジェリア生まれ。エコール・ノルマル・シュペリウール卒業。西洋形而上学のロゴス中心主義に対する脱構築を唱え、文学、芸術、言語学、政治哲学、歴史学など多くの分野に多大な影響を与えた。著書に『声と現象』『グラマトロジーについて』『エクリチュールと差異』『ヴェール』(シクスーとの共著)『獣と主権者Ⅰ・Ⅱ』ほか多数。

「2023年 『動物を追う、ゆえに私は(動物で)ある』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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