本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000247610
作品紹介・あらすじ
小泉、安倍政権で推進された構造改革は、戦後政治の枠組みを大きく変容させた。企業と富裕者の減税、規制緩和、民営化は強者の自由を解放する一方、平等化を阻害する。こうしたポスト戦後政治に対抗し、人間の尊厳を守るにはどうしたらよいのか。政治理念、政策枠組み、政党のあり方を根本から問い直す著者最新の論集。
感想・レビュー・書評
-
図書館本 312.1-Y24 (100070216537)
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何かとたたかれる事が多い山口二郎だが、社民主義者という立場を明確にした上で小泉政権の新自由主義的批判をしている。
コーリン・クラウチのポストデモクラシーから日本の90年代以降の政治体制をポスト戦後政治としたうえで、どのような政治が望ましいかを議論。
政治学の論文として読むのではなく、評論として読む分には面白かった。
全2件中 1 - 2件を表示