フランス革命を考える (岩波モダンクラシックス)

  • 岩波書店
2.00
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  • Amazon.co.jp ・本 (444ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000265324

作品紹介・あらすじ

歴史家・思想家たちによってこぞって顕彰され、その記念碑に銘文が書き続けられる「フランス革命」。この革命は歴史的事象として果たして正当に位置づけられているのだろうか。トクヴィルに拠りながら、歴代の革命史家によって歪曲された革命像を論争的に検討し、等身大の歴史として革命を脱神話化する問題の書。

著者プロフィール

●フランソワ・フュレ(François Furet) 1927年パリ生。歴史家、政治思想史。1956年、国立科学研究センター研究員、フランス革命の研究に着手。1960年、社会科学高等研究院研究員、1977年から85年までは院長を務める。1985年以降はシカゴ大学教授も兼任。フランス革命の研究家として世界的に高い評価を受け、ハンナ・アレント賞(1996)をはじめ、数多くの賞を受賞する。1997年3月、アカデミー・フランセーズ会員に選ばれるが、同年7月に急逝。邦訳著書に『フランス革命を考える』(大津真作訳、岩波書店、1989)『20世紀を問う――革命と情念のエクリール』(大宅由里子訳、慶應義塾大学出版会、1996)『幻想の過去――20世紀の全体主義』(楠瀬正浩訳、バジリコ、2007)『マルクスとフランス革命〈叢書・ウニベルシタス〉』(今村仁司・今村真介訳、法政大学出版局、2008)他。

「2015年 『歴史の仕事場』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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