- Amazon.co.jp ・本 (125ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000270014
感想・レビュー・書評
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【書誌情報】
■体裁=B6判・並製・カバー・132頁
■定価(本体 1,300円 + 税)
■2003年11月20日
■ISBN 4-00-027001-X C0310
今日の精神分析の危機とは,なにを意味するのか.精神分析の停滞の原因はどこにあるのか.「思考の経験としての精神分析」という視座から,精神分析を再開するための新たな理論的根拠を提示し,相互に深く絡みあっている臨床的な場と認識論的な場において,フロイト以降の精神分析経験のラディカルな更新を試みる.
https://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/X/0270010.html
【目次】
はじめに [iii-iv]
目次 [v-vi]
I フロイト以降の精神分析 001
第1章 精神分析の現在 001
1 思考の経験としての精神分析 001
2 100年後の現状 004
3 精神分析の逡巡 007
4 精神分析を再開する 009
第2章 精神分析経験を拓く 012
1 分析経験の拡大――メラニー・クライン 012
2 精神分析経験の超越論的探究――ジャック・ラカン 017
3 新たなる経験論――ウィルフレッド・ルプレヒト・ビオン 025
II 精神分析を再開する 031
第1章 臨床的展開 031
1 新たなる思考の経験に向けて 031
精神分析的思考とは何か/連結としての転移
2 経験の条件の再設定 041
われわれの発達論/自己と4つの回路の形成/感覚の回路から情動の回路へ/欲動の回路から情動の回路へ/情動の回路から言語の回路へ/自己の作動と疾病の形成
3 精神分析過程の理論化 068
再び転移について/言語的インターコース/自己の変容と分離/分析家の自己の形成と倫理
第2章 認識論的展開 085
1 精神分析と他の思考 085
2 精神分析と科学 094
3 精神分析と哲学 099
4 精神分析と芸術 102
5 精神分析と社会 108
III 基本文献案内 115
あとがき(2003年初秋 十川幸司) [123-125]詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
[ 内容 ]
今日の精神分析の危機とは、なにを意味するのか。
精神分析の停滞の原因はどこにあるのか。
「思考の経験としての精神分析」という視座から、精神分析を再開するための新たな理論的根拠を提示し、相互に深く絡みあっている臨床的な場と認識論的な場において、フロイト以降の精神分析経験のラディカルな更新を試みる。
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