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- Amazon.co.jp ・本 (311ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000270151
作品紹介・あらすじ
日本も世界も激動と変革の真只中にあった一九五三年、あえてエドマンド・バークと取り組み、保守の思想を内在的に論じた記念碑的なデビュー作。当時の資料の制約により未完となっていたが、今回新たに二五〇枚を書き下ろし、完成に至った。また、続編としてメッテルニヒを扱った気鋭の論文と、付論「レゾン・デタ(国家理性)」を収録。
感想・レビュー・書評
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学問的対象になることの少ない保守思想について分析する。
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藤原帰一・東大教授の指導教官である坂本義和氏がエドマンド・バーク及びメッテルニヒについて論じた助手論文。個人的にはなかなか読みにくくて読了するまでにかなり時間がかかってしまったものの、表題の通り国際政治と保守思想を関連付けた研究というのは日本ではなかなか見られず、その意味では大変興味深いものであった。論文としても素晴しい出来だと思う。国際政治に興味のある方にとっては一読の価値はあると思います。
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