マルチカルチュラリズム (岩波モダンクラシックス)

制作 : エイミー・ガットマン 
  • 岩波書店
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000271479

作品紹介・あらすじ

民族・宗教・性差等の境界が揺れ動く現代において、複合的なアイデンティティ形成は可能だろうか。チャールズ・テイラーの問題提起にハーバーマス、ウォルツァーらが応答を試みた、マルチカルチュラリズムの基本文献。

感想・レビュー・書評

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  • 多文化主義は成立するのか?について。個人的には「多文化主義と教育」が参考になった。

  • それ以前にも、大著『ヘーゲル』を出してたりはしたが、やっぱりテイラーと言えばコレ。
    とはいえ、あくまで講演の活字化に過ぎず、本人もあまり満足のいっていないようで、なるほど、多文化を認めましょう、地平の融合大事だよね、と何とも穏当で面白くない。
    一番面白かったのは、たしかこの本に入っていたアッピアの追補の存在を、テイラー自身が知らなかったことかなあ(『思想』のインタビューより)。

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著者プロフィール

チャールズ・テイラー(Charles Taylor):1931年、カナダ生まれ。オックスフォード大学にて博士号(哲学)取得。マギル大学名誉教授。自己論や道徳論から、言語論、宗教論など幅広く論じ、テンプルトン賞、京都賞などを受賞。ケベック新民主党の結成にも参加した。著書に『ヘーゲルと近代社会』『自我の源泉』『今日の宗教の諸相』『世俗の時代』など多数。

「2023年 『〈ほんもの〉という倫理 近代とその不安』 で使われていた紹介文から引用しています。」

チャールズ・テイラーの作品

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