新EU法 基礎篇 (岩波テキストブックス)

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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000289108

作品紹介・あらすじ

2009年未発効のリスボン条約をへて大変化をとげたEU法は、憲法に相当する基本条約、それに基づく立法、国際協定、そしてそれらを運用する判例法から成る法体系である。"基礎篇"は、統治機構、法秩序、基本的人権という視点から、EU法を初歩から体系的に理解できるように説明を行う。旧著『EU法 基礎篇』を十年ぶりに全面改訂・増補した画期的教科書。

感想・レビュー・書評

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  • 『EU法 基礎編』(2003年)の改定版。
    著者はこれまでも岩波新書『欧州連合―統治の論理とゆくえ』(初版2007年)の増刷の際に、2009年のEU基本法(リスボン条約)の施行によって欧州統合の営みがどのように進展しているのかをコンパクトに紹介してきましたが、今回、前著を全面改定したのが本書です。
    ローマ条約締結から50年余におよぶ欧州統合については、経済通貨統合など「目に見える」部分の進展と併せて、本書が示しているように、法制度の整備が営々と続けられていたことも押さえておくことが大切であることを教えられます。今後、『EU法 政策編』の改定版も出版されるとのことで、大いに期待しています。

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著者プロフィール

中央大学教授

「2023年 『はじめてのEU法〔第2版〕』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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