スターリニズムの経験――市民の手紙・日記・回想録から (岩波現代全書)

著者 :
  • 岩波書店
2.75
  • (0)
  • (0)
  • (3)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 22
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000291248

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • プロト公共圏(公開はされていないが、公共圏に準じる議論の場)というモデルを設定して、スターリニズムに対して市民(≒知識人)が示した割とユニークな反応を読みときます。日記、交換日記といったツールを通じて人々が自己形成をしていくさまが興味深いです。

  • 民衆アーカイブというのがあるようです。
    共産体制時の民衆の日常が日記として残された。
    この体制の中で、人々はどのように感じ、行動したかということが研究できるようです。
    それにしても膨大な資料でしょうね。今でいえば、ビッグテータでしょうか。その中から見えてくるものがあるのでしょう。
    この書籍に関しては、強烈なインパクトは感じませんでした。まだまだ導入部という感じです。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

松井 康浩(九州大学大学院比較社会文化研究院教授)

「2018年 『グローバル・ガバナンス学Ⅰ 理論・歴史・規範』 で使われていた紹介文から引用しています。」

松井康浩の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×