定本 柄谷行人文学論集

著者 :
  • 岩波書店
3.71
  • (1)
  • (3)
  • (3)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 52
感想 : 0
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (424ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000611008

作品紹介・あらすじ

一九六〇年代末に文学批評家としてデビューした著者の今日にいたるまでの全文学評論から、著者自身が精選改稿した一二篇を収録。冒頭には各作品を解説する序文をあらたに付す。『アレクサンドリア・カルテット』を論じた六七年の修士論文から、漱石『文学論』について語った二〇〇五年の講演まで、著者の文学的営為の全体像が一望のもとに。ダレル、シェークスピア、鴎外、漱石、四迷、安吾、、泰淳、島尾敏雄、中上健次らのテクスト読解を通していくつもの「可能性の中心」が導き出される。思想家柄谷行人の原点を知るための決定版。

著者プロフィール

1941年兵庫県生まれ。東京大学経済学部卒業。同大学大学院英文学修士課程修了。法政大学教授、近畿大学教授、コロンビア大学客員教授を歴任。1991年から2002年まで季刊誌『批評空間』を編集。著書に『ニュー・アソシエーショニスト宣言』(作品社 2021)、『世界史の構造』(岩波現代文庫 2015)、『トランスクリティーク』(岩波現代文庫 2010)他多数。

「2022年 『談 no.123』 で使われていた紹介文から引用しています。」

柄谷行人の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×