- Amazon.co.jp ・本 (279ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000615600
作品紹介・あらすじ
一三〇〇年の時を超えて、人と自然とその営みを今に伝える風土記。常陸の磨崖仏、播磨の笑い、豊後の地震、肥前の海民、出雲の神がみ――。伝承のことばに分け入り、ゆかりの土地を訪ね、かつてのありようを推理すれば、天皇を頂くヤマトとは異なる、こうではなかったかもしれない世界への入り口が。いざ古代日本列島のフィールドワークへ!
感想・レビュー・書評
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【書誌】
著者 三浦佑之
ジャンル 評論・エッセイ
刊行日 2022/10/13
ISBN 9784000615600
Cコード 0095
体裁 四六 ・ 上製 ・ カバー ・ 302頁
定価 2,970円
https://www.iwanami.co.jp/book/b612740.html
【目次】
まえがき
風土記博物誌
Ⅰ 地震・火山、磐根
なゐふる
火神岳と神の湯
黄泉の坂・黄泉の穴
石神の涙
Ⅱ 天皇の失敗
石室に隠れる少年
風土記の天皇たち
拒む女
渡し賃をとられた天皇
Ⅲ 舟と道
舟を編む
クスノキと舟
動く神、歩く人、作られる道
野見宿禰の墓
あやしい剣の物語
Ⅳ 生きものたち
イノシシを追って
もの言うシカ
海の幸の賑わい
イルカ・シビ、そして海民
川を遡上するワニ、サケ、アユ
Ⅴ 神のはなし
神が遺したもの
鬼の話、二題
神、恐ろしきもの
験す神、験される人
孕ませる神
浦島子の異界往還
出雲の神がみを訪ねて
1 加賀の潜戸
2 カムムスヒ
3 寄りつく小さ子
4 神魂神社
5 イザナミの神陵
6 佐太の大神
7 神等去出──佐太神社
8 コトシロヌシとミホツヒメ──美保神社
9 ミホススミ
10 美保と大山
11 熊野大社
12 亀太夫神事
13 揖夜神社と一ツ石
14 毘売埼とワニ
15 黄泉比良坂
16 稲田神社
17 鮭神社
18 玉日女神社
19 意宇の杜
20 オミヅノ
21 アメノホヒ
22 銅鳥居
23オホクニヌシの住まい
24 粟島神社
25 宗形神社
26 高層神殿
あとがき
参考文献一覧
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/779205 -
1月11日新着図書:【奈良時代の末に国々の地名の由来、地勢、産物、伝説などを書いて朝廷にさし出した記録を読み、当時の人と自然とその営みを説明します。】
タイトル:風土記博物誌 : 神、くらし、自然
請求記号:210:Mi
URL:https://mylibrary.toho-u.ac.jp/webopac/BB28206713