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- Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000920926
作品紹介・あらすじ
前5世紀の思想家のうち、ピュタゴラスの最晩年ないし死没直後の時期に活動した初期ピュタゴラス派(ないしその周辺人物)、パルメニデスを創始者とするエレア派の3人、そしてエンペドクレスを収録。
感想・レビュー・書評
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第I分冊を読了後、実に数年ぶりに読んだ二冊目。全体の半分以上がエンペドクレスに割り当てられ、哲学者にして詩人・政治家・魔術師でもあるその多彩な業績を窺い知ることができるが、やはりパルメニデス・ゼノンのエレア学派二巨頭が本作のハイライトだろう。残り三分冊プラス別冊……先はまだまだ長い。付録にて元東北大名誉教授の渡辺義雄氏(故人)は〈(ディールスの原著を読んでいた)青少年時代を回顧しながら読むことは、老後の最大の楽しみであり、喜びである〉と記している。できれば老齢に入る前に読み終えたいものだ。
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