せいめいのれきし (大型絵本 1)

  • 岩波書店
4.02
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本棚登録 : 748
感想 : 68
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  • Amazon.co.jp ・本 (76ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001105513

感想・レビュー・書評

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  • 読み継がれて行くべき良書です

  •  大昔から今に繋がる「せいめいのれきし」を美しい絵で綴るスケールの大きな作品です。
     

  • バージニア・リー・バートンが晩年、8年もの歳月を費やして描いたと言われる作品。地球の誕生、生命の誕生と言った壮大な自然科学史からはじまって、後半は一転して、アメリカにおける生活史に展開されていく。果てしない宇宙が、自分につながっている。子どもはどこまで理解できるか分かりませんが、バージニア・リー・バートンの思想をもっとも美しいかたちで表現した作品であることには変わりありません。1枚1枚の挿絵が、彼女ならではの世界ですね。温かみのある作品です。原画展とかしてくれないかなぁ。

  • こどもが5歳になったのでプレゼントした本。
    地味で難しい本ともいえるのだが、表紙を見たとき、「あ、この本小さいときに読んだんだ」とはじめて思い出すことができた。小さいときに眺めた本だった。

    5歳の次男はとてもこの本を気に入って、幼稚園のお誕生会でこの本をみんなに読み聞かせしてほしいという。え、こんな難しい本、みんな聞いてくれないよ。。と思いつつも、前半の恐竜が現れる頃までを読み聞かせた。

    最後まで真剣に聞いてくれた年中のお友達。

    案外、こどもは、知識を求めているのかもしれない。

  • 恐竜が好きだった息子が大好きだった絵本。1冊はぼろぼろになったので、もう1冊買い求めたものが書棚に残っていた。『センス・オブ・ワンダーを求めて』を読んで読了。阿川佐和子の語ったとおり、最後のあたりは『ちいさいおうち』につながっている。人類はどこへ向かっていくのかと問いかけている。

  • こまかく描きこまれた絵がすき。

  • 絵が美しいなぁ。舞台を見ているようで楽しいし、ページをぱらぱらとめくると同じ舞台で時代の様子が変化していって面白い。

  • まるで、博物館で学芸員の説明を聞いているような絵本。
    最後の“あなた”に向けて語られる言葉に感動します。長い生命の歴史は今の自分とつながっていることに気づき、これから先の未来に思いをめぐらします。
    読み聞かせには長いですが、子供は興味津々。お気に入りの一冊。
    (読んだ時期:4歳11ヵ月)

  • 幼稚園。
    卒園式。

  • 子どものころ、夢中になった絵本です。地球ができ、生命が生まれ、進化していく様子が描かれています。淡々と描かれていますが、もの凄い勢いで流れる時間が楽しくて、何度も読みました。読んでもらうのもいいけれど、自分で読んでいたことのほうが多かったように思います。

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著者プロフィール

1909年アメリカのマサチューセッツ州ニュートンセンター生まれ。父はマサチューセッツ工業大学の学監、母はイギリス生まれの詩人で音楽家。バートンはカリフォルニアの美術大学で絵の勉強をするかたわらバレーも学び、1931年にボストンで絵の教えをうけた彫刻家ジョージ・ディミトリオスと結婚。以後、海べの小さな村フォリー・コーヴに住み、画家として、デザイナーとして、また絵本作家として活躍。
最初の絵本『いたずらきかんしゃ ちゅうちゅう』は、長男アーリスのため、第二作『マイク・マリガンとスチーム・ショベル』は次男マイケルのために描かれたもの。その他主な作品に『ちいさいおうち』『せいめいのれきし』『名馬キャリコ』(以上、岩波書店)、『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー』(福音館書店)ほか多数。

「2022年 『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー KATY AND THE BIG SNOW』 で使われていた紹介文から引用しています。」

バージニア・リー・バートンの作品

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