マルメロ: この星のどこか森のはずれで

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001108804

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  • てんとう虫の<マルメロ>と<パシュラル先生>が、〝自然への慈しみ〟と深い闇につつまれた〝人間の蠢く地球〟を語り合った幻想あふれる世界。 「人はいつまで 戦争をつづけるのでしょうか 虫も人も大地も傷ついて いたみ苦しんでいます 戦争をおこす人は怯えるように 鏡の部屋にこもったまま たけだけしい声に 平和の祈る声はかき消され 憎しみが渦巻いています」・・・・・。

  • 森のはずれで休んでいたパラシュル先生を訪れたのは道に迷ったテントウムシのマルメロ。
    マルメロは長い旅をしてきていると話すのだった。

    人には虫たちの思いがみえますか?

  • 長い旅をしているテントウ虫のマルメロと
    パシュラル先生の出会いの中で
    昔は人も緑も皆仲間だったと語りかけますがイヤミじゃない
    寝る前に読むと確実に途中で息子は寝ましたw

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著者プロフィール

はらだたけひで
1954年、東京都に生まれる。1974年から2019年まで、東京・岩波ホール(2022年に閉館)で世界の名作映画の上映に携わる。1978年公開の「ピロスマニ」以降、ジョージア文化、特に同国の映画の紹介に努め、現在は「ジョージア映画祭」を主宰する。創作絵本に『パシュラル先生』(産経児童出版文化賞入賞)のシリーズ、『フランチェスコ』(ユニセフ= エズラ・ジャック・キーツ国際絵本画家最優秀賞)、『しろいおひげの人』など多数。挿画も多く『ダギーへの手紙』(E・キューブラー・ロス)、『十歳のきみへ』(日野原重明)、『森のお店やさん』(林原玉枝)など。ジョージア関係の著作に『グルジア映画への旅』、『放浪の画家ニコ・ピロスマニ』、『放浪の聖画家ピロスマニ』などがある。2022年にジョージア政府から文化功労賞が授与される。

「2023年 『子どもの十字軍』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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