クオレ 上 改版 (岩波少年文庫 2008)

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  • Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001120080

感想・レビュー・書評

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  • 「『マルコ少年が、イタリアからアルゼンチンへ母を探して旅をする話を収録。「母をたずねて三千里」は原題ではなく、明治時代に邦訳したときの題だそうだ。そのいきさつがあとがきにあり、興味深く読める。」
    (『小学生の考える力を伸ばす「国算社理」の1000冊』小学館 より)

  • 日本語に訳したんじゃなくて、日本人に向けて訳したのですね。
    今まで読んだ中で一番読みやすい。
    それにしてもやっぱり上から目線。
    今の感覚で見るとね。

  • 実家にあった本。久しぶりに再読。
    読みながらだんだん思い出した(笑)

    時代背景を考えないとすこし違和感を感じる出来事や考え方
    また翻訳の言葉などがあるけど

    まっすぐな本だと思う。

    今でも読まれてるのだろうか?
    今の子供たちにも読んでほしいと思った。

  • う~ん、いい話だぁ!  確かに説教臭いと言えば説教臭いし、現代感覚からすると冗長に感じられるところもないわけじゃないけれど、それでもこの本の説教は KiKi には鼻につかないんですよね~。  それは根底に「人に対する尊敬」だとか「親子の間に流れる愛情(それもベタベタしたものではない)」だとか「自分を育ててくれた人・国に対する感謝」だとか、ちょっと眩しすぎるけれどそれでも可能であればそういう気持ちを自分も持ちたいと思わせてくれる、人間の根源にある「社会性への指向」みたいな部分の一番ピュアな形が描かれているからなんじゃないかしら。  「国のため、家族のために尽くす」というテーマのエピソードが数多く収められていて、「愛国心が希薄だ」という自覚がある KiKi にとっては、それが鬱陶しく感じられても不思議じゃないと思うんだけど、何故かこの物語だと突っ込みも忘れて「うんうん」と頷いちゃったりして、逆に自分を恥ずかしく思っちゃったりもするんですよ(苦笑)。

    (全文はブログにて)

  • 教育的な本そのものはそう嫌いではないが、これに関してはちょっと受け入れがたかった。時代も古いしね。

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