バラとゆびわ (岩波少年文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (212ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001120479

感想・レビュー・書評

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  • 岩波少年文庫の復刻版(2011年)。初版は1952年。サッカレイの原書は1854年だからさすがに古い。しかし、魔法使いが与えたバラと指輪が、身につけた人を魅力的に見せる力をもつため、二つの国にまたがる大混乱が起こります。
    その当時の教訓話として読むのもいいけど、ジェットコースターのようにダイナミックなストーリーテリングの妙を味わうのもいいですね。

  • 魔法のバラとゆびわに振り回される男女の物語。
    皮肉やスパイスが効いていて、美しい空想物語とは一味違う。
    登場人物の感情のジェットコースターがすごい。

  • この本は私が小学校の4年生の時に読んだ本です。
    図書館から借りて 無くしてしまい
    何十年も経ってから 本屋さんで見つけました。
    もう私の通ってた小学校もなくなっています。
    読み返して 自分が10歳くらいの時に こんな本を読んでいたんだなあ!
    という感慨があります。
    60を過ぎてから 10歳の時の本に巡り会えるなんて
    不思議な気持ちになりました。
    今もバラの花と指輪が好きなのは 無くして探してたこの本の影響なのかもしれません。

  • 皮肉がたっぷり入っているわ…

  • 資料番号:020233045
    請求記号:933/サ

  • なかなか面白かった。
    おとぎ話のパロディーなんだけど、風刺が効いてる感じ。

  • 『文学少女のグルメな図書ガイド』より
    バラ色 マカロン

  • 『パフラゴニアのギグリオ王子は、たいへんなお人よし。ポケットにお金さえあれば、たとえ王冠を失っても気にしない。王子はいとこのアンジェリカ姫に夢中になるのですが、それは姫がつけている魔法のゆびわのためなのでした……。19世紀イギリスを代表する作家サッカレイが少年少女のために書いた、風刺のきいたおとぎ話。』

  • 山あり谷ありドキドキハラハラありのまさにおとぎ話。
    ちょっとふざけててあったかいいい時間を過ごせた。

  • 藤子不二雄さんがマンガ化された「バラとゆびわ」の原作です。
    藤子不二雄さんのマンガは少女マンガでしたが、原作の方はかなりコミカルで笑える要素が多かったのが驚きでした。

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