ゆめみるどうぶつたち

  • 岩波書店
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本棚登録 : 213
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (76ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001126853

作品紹介・あらすじ

森で、海で、空で、草原で、木の上で……。気持ちよさそうにすやすや眠るどうぶつたちの姿と表情が、息をのむ美しさで描かれます。キリンにコアラ、ツバメにイルカ、アリにカタツムリ……。最後のページをめくるころには、きっとだれもが夢うつつ……。『あおのじかん』の作者が贈る、極上のおやすみ絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 「あおのじかん」のイザベル・シムレールによる、おやすみ・ねんねの絵本。
    どの動物も、体毛の細部まで丁寧に描かれており、寝顔が微笑んでいるように見えて、読者にも幸せが共感できる。
    動物たちの夢を見ることはできないが、動物たちの色と寝顔から、いい夢を見ているんだなと想像できる。

  • 〝人は眠りのなかで夢をみる。では、動物たちが夢を見るとしたら、どんな夢をみるのだろうか? その場所や時間は、実にさまざま。空で、海で、森で、草原で…ほんのひと時だったり、数か月の間だったり…。ナマケモノは、木の枝にぶら下がったまま、夢をみる。ザトウクジラは、逆立ちしながら、ゆらゆら揺れて夢うつつ。フラミンゴは、ピンク色の夢をみる。子どもは、クジラと海を泳いで、ゾウにまたがり、ツバメに乗って、冒険の夢をみる・・・〟夢みる動物たちの不思議な世界に誘われる、華麗な絵本。

  • ナマケモノは木の枝にぶらさがったままゆめをみる
    ザトウクジラはさかだちしながらゆめをみる
    コマドリはまあるくなってゆめをみる
    こどもはどんなゆめをみるのかな?

    ・フランスのヴァル=ド=マルヌ県の児童文学創作評議会の助成を受けて出版。
    2018年に同県で生まれた全ての子どもたちに贈られました。
    ←ステキだ!

    〇エッチング?なのかな。やわらかく繊細な線と色で描かれた絵が、扉を開けた瞬間気持ちがいい。
    〇たくさんのどうぶつたちがうっとりと目を伏せるつぶっている。
    〇詩のような文章のおやすみ絵本

  • 夢を見るのは人だけではありません。

    美しい絵で描かれる
    たくさんの陸、海のどうぶつたちの寝顔
    どうぶつたちの寝顔の合間に描かれる
    月夜の草原、山、蓮の池
    最後のページの寝顔はハッとさせられ魅入られる美しい寝顔♡

    イザベル・シムレールの絵は本当に美しい

  • 絵のタッチがすごくきれいで、暖かい。ツバメが飛びながら一瞬寝ていることなど、知らなかった動物の寝方も含めて、20種類近く描かれていた。

  • 凄い絵本だった。絵本と言うより絵画です。だから正直ついて行けなかった。また、全体的に暗い画面が多く怖さを感じた。私には合わないと思ったが、水木しげるの細かい表現にも似ていると思い、他の作品に挑戦してみようと考えている。

  • 『はくぶつかんのよる』と同じくイザベル・シムレールの絵本。これもとても素敵だった。
    黒い背景に浮かび上がる繊細な線で描かれた動物たちと風景がとても幻想的。
    紡がれる言葉も柔らかく、リズミカルで読んでいるこちらも心地よい眠りに誘われそう。

  • 動物たち,鳥や魚まで思いがけない構図で大胆に描いてしかも繊細.

  • 黒の背景で鮮やかな線画で動物が描かれていて、
    とても綺麗だった。
    大人も楽しめる
    寝る前の読み聞かせに良さそう

  • 動物たちはどんな夢を見るのでしょう。木の上で、海の中で、はらっぱで、ぐっすり眠る動物たち。それぞれの夢をのぞいてみたいね。
    圧倒的な美しさとやさしい言葉でつづるおやすみなさいの本。

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