- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001142457
感想・レビュー・書評
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ブク友の111108さんのレビューから興味を持ちました。ありがとうございます。
“おとうさんとぼく”が繰り広げる物語が温かく楽しい。おとうさんの息子への愛情が豊かなこと。
巻末の上田真而子さんの解説と、友人であったケストナーのエッセイから改めて本書を読み直し、作者に思いを馳せたくなる気持ちだ。
ヒトラーの台頭、ナチドイツの厳しい監視下で、作者がどのような思いでこの作品を描き、そして筆を置いたのか。またナチスに対する嫌悪と自国への愛に苦悩したその生涯を想像する。
第二次世界大戦前のドイツで喜ばれたこの作品が、末永く人々に愛されますように。出会えて良かった。
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だいぶ前に猫丸さんに教えていただいた本。セリフなしに温かくユーモラスな父子の日常を描く。ナチスが台頭し社会風刺できずやむなく変名し描いたこの漫画が国民的な人気になったが‥。巻末上田真而子氏の解説とケストナーのエッセイ必読。
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2023/02/21
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2023/02/21
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2023/02/21
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111108さん
この本は、漫画?と思って手に取らない方が多いかも知れません。
そんな方のための解説ですよね!111108さん
この本は、漫画?と思って手に取らない方が多いかも知れません。
そんな方のための解説ですよね!2023/02/20 -
最近知ったので、此処に載せておきます。。。
お二方に感謝!!!
こんな親になりたい…世界中で人気のドイツ漫画「おとうさんとぼく」展 ...最近知ったので、此処に載せておきます。。。
お二方に感謝!!!
こんな親になりたい…世界中で人気のドイツ漫画「おとうさんとぼく」展 | 東京すくすく | 子育て世代がつながる ― 東京新聞(2018/10/26)
https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/oyako/7638/
「今年1月には2人で日本での出版元の岩波書店に「おとうさん-」の再版を要請。7月に岩波少年文庫での新版発行が実現した。大橋さんは『新版発行が実現しただけで思いの半分が遂げられた』と力を込めた。」
2023/02/20 -
猫丸さん
ありがとうございます。
確かに漫画ならいいかと読まずにすませる人いそうですよね。
漫画読んでほのぼのした後にあの解説で衝撃を受けま...猫丸さん
ありがとうございます。
確かに漫画ならいいかと読まずにすませる人いそうですよね。
漫画読んでほのぼのした後にあの解説で衝撃を受けました。
読み継がれてほしいですね!2023/02/20
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父と息子の明るくおもしろい物語。セリフはなし。絵だけで進むストーリー。小さい子だって楽しめる1冊。
ただ私は小さかった頃の自分と父そして母との楽しかった日々を思い出し、なんだか泣けてしまった。出来ることなら幼かったあの頃に戻りたい。ずっとお父さん、お母さんの庇護の下で暮らしたい、そう思わせられた。とにかく親子は最強のバディだ。
巻末の上田真而子さんの解説と、ケストナーのエッセイからは、この物語の作者であるe.o.プラウエンの生涯とその結末を知ることが出来、さらに涙を止めることが出来なかった。 -
言葉のない、絵だけの漫画。いつも子供に寄り添う、子供のようなお父さんが可愛くて素敵。そんなほのぼのした漫画の裏にはケストナーと仲が良かった作者の、体制と戦う強い力と家族への愛があったと知る。
しかしそんな事を知らずに読めば、本当に微笑ましい可愛らしい漫画であり、新聞連載らしい簡潔さで読みやすい。
出会えて良かったと思える素敵な漫画でした。(AU) -
子ども心を忘れないお父さん。その辺にもいそうな親子についクスッと笑えてしまう。
歴史的背後を考えて読むのも面白いのですが、疲れている時にちょっとページをパラパラめくるだけでも読めるので、気楽に楽しんで欲しい本。 -
最初表紙を見た時、「長そうな本だな〜。」と思いましたが、開いてみたらほぼ全て絵だったのでびっくりしました。
ヤンチャで、少し子供っぽいお父さんと可愛い僕の漫才のようなのがとても面白かったです。
途中に言葉も少し入っているので、そこも面白さの1つです。
絵が丸くて、シンプルな絵なので、読みやすいです。
こんな毎日だったら楽しいだろうなと思う場面もあって、読んでて楽しいです。 -
戦前の、しかもナチスドイツ政権下の作品とは思えないほどユーモアに溢れています。今の日本人でも概ね理解できます。作者の自殺が残念…とはいえ、ナチス下の裁判にかけられれば死刑は免れ得なかったでしょうが。
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2020.8
ユーモアあふれるおとうさんとぼく。おとうさんも時々ぼくの目線に、というかぼくより夢中になって遊んでいるのが楽しくて素敵でぐっとくる。サザエさんのエンディングを見ているような幸福感。が、実は戦争が近づくドイツで描かれたと知る。ここにある親子の姿が本来の人間の姿。人間的な人間。願い。ケストナーと友人だったと知り、確かに根底にあるものや見ている方向が同じような気がした。子どもにとっていつもどこか近くにいてくれて頼りになる楽しい大人でいたい。 -
なつかしの「おとうさんとぼく」。私が読んだのは古い上下巻に分かれたものでしたが、今は1冊にまとめられているようです。
マンガ好き、トムとジェリー好きの小2男子にヒットしました!
レビューに名前あげていただきありがとうございます♪嬉し恥ずかしです(≧∀≦)
ノスタルジックなほのぼのマンガと思って読んでい...
レビューに名前あげていただきありがとうございます♪嬉し恥ずかしです(≧∀≦)
ノスタルジックなほのぼのマンガと思って読んでいったら、解説とあとがきで印象かなり変わりますよね。なおなおさんの言うように第二次大戦前のドイツで喜ばれたこの作品が末長く人々に愛されてほしいですね!何かに利用されることなく、素直に笑えるように‥と願ってやみません。
お名前をあげさせていただきました。一瞬ドキッとしますよね^^;…すみません。
111108さんのレビ...
お名前をあげさせていただきました。一瞬ドキッとしますよね^^;…すみません。
111108さんのレビューでナチスに触れていたことや、巻末に何が書いてあるのだろうと、読むきっかけになりました(本編から順番に読みました)。
この本を知ることができて良かったです。ありがとうございました。
矢部クンの「僕のお父さん」とは全然違う本ですが、私も本の並びは近くにしようかなと考えております(^^)
矢部くんの「お父さんと僕」がなおなおさんの本棚でどんな風に並ぶのか楽しみです!いつもはタイムラ...
矢部くんの「お父さんと僕」がなおなおさんの本棚でどんな風に並ぶのか楽しみです!いつもはタイムラインで皆さんのレビューを読んでますが、たまに本棚のぞかせてもらうと色んな発見あって楽しいです♪