ガリヴァー旅行記 新版 (岩波少年文庫 538)

著者 : ジョナサン・スウィフト 中野好夫

• 岩波書店 (2001年3月16日発売)

感想・レビュー・書評

[ゆいちゃんさんの感想 · 2021年1月17日]

本当はこのあとも続くとのこと。

絵本で読んでいたイメージのガリバー旅行記。
イメージと全然違ってびっくり。
大人向けで出版された物語とあって、
かなり面白いストーリー。

主人公が、小人の住む小人国と
巨人の住む大人国へ行く。
ありえない設定を、信じ込ませてくれるリアリティのある書き方がすごい！数字とか食事の描写がリアル。

[takeshiさんの感想 · 2018年7月6日]

子供の時に絵本で読んだ記憶のある本作。絵本ではたしか船で遭難して小人の国に行き着いてしまったという内容だったような...イギリス貴族社会を少し小馬鹿にしたようなスウィフトの思惑を感じて、絵本で見たときとは全く違う印象を受けた。

[embooksさんの感想 · 2014年9月14日]

Gulliver's Travels(1735)

Jonathan Swiftの風刺・冒険小説の2004年岩波少年文庫版で、小人国渡航紀（リリパット）と大人国渡航記（ブロブディンナグ）の二つの冒険が収録されている。
中野好夫氏の訳文が非常に分かりやすく、古い小説であることを感じずに、快適に読めた。解説の海保眞夫氏がいうように、当時の英国を風刺した批判文は現在でも、しかも日本でも通じる部分があることに驚いた。

他の二つの冒険も含めてくれれば完璧だった。

[maimaiさんの感想 · 2016年9月26日]

317

2016年では97冊

[koukikoukiさんの感想 · 2008年7月12日]

ラピュータの国・ヤフーの国の話があればよかった。

著者プロフィール

ジョナサン・スウィフト（Jonathan Swift）（1667 - 1745）
アイルランド生まれの英国十八世紀を代表する作家。『控えめな提案』『書物合戦』『桶物語』などの作品がある。

「2021年 『ガリヴァー旅行記』 で使われていた紹介文から引用しています。」