リンゴ畑のマーティン・ピピン 上 (岩波少年文庫 544)

著者 : エリナー・ファージョン 石井桃子

• 岩波書店 (2001年7月18日発売)

作品紹介・あらすじ

恋人から引き離されて井戸屋形に閉じこめられている少女ジリアンを、六人の娘たちが牢番として見張っています。リンゴ畑を通りかかった旅の歌い手マーティン・ピピンは、娘たちの前で、美しく幻想的な恋物語を語ります。中学以上。

感想・レビュー・書評

[KiKi (Brunnhilde)さんの感想 · 2011年12月30日]

この物語は好き・嫌いがはっきりと別れちゃう物語なんじゃないかしら？　　そして恐らくは多くの男性からは「こそばゆくて読んじゃいられない・・・・」という拒否反応を食らっちゃう物語のような気がします。　　かく言う KiKi もこの本の対象年齢である中学生～高校初年度ぐらいの年代だったら（ま、要するに「恋に恋する世代」だったら・・・・っていうことだけど）、今よりはワクワク・ドキドキしながら読めた本のような気がします。　　でも、今の年齢になるとねぇ・・・・・。　　ちょっとビミョー・・・・・かな。

（全文はブログにて）

[無夜さんの感想 · 2011年5月30日]

図書館から借りました

　児童書。（でも、ファージョンは戦争に行った男の友人を慰めるために書いた、大人向けの物語らしい）
　ファンタジーかなー。謎解きっぽい。

　父親ギルマンに、リンゴ畑の中の井戸館の閉じこめられた少女ジリアン。
　その館の鍵を持つのは、六人の娘達。
　マーティンはとある畑で、ジリアンに焦がれて泣き暮らす男ロビンと知り合い、ジリアンを助けにゆきますが・・・。

[桜雪さんの感想 · 2009年3月28日]

児童文学の範疇なんでしょうが、どちらかといえば、大人の女性に薦めたい恋の物語。

[Benishidareさんの感想 · 1985年6月30日]

実際に読んだのはハードカバー・バージョンのものだがデータがないようなのでこちらで登録