- Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001151428
感想・レビュー・書評
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自分の家をこんな風にしたい…って子どもの他愛もない願望だが、どことなくトーンが淋しげで暗く感じるのは私だけ?風呂場を青に塗ればいいじゃん。パパがダメって言うんだって。そこは乗り切ってやらにゃ。パパ!
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「おふろばは空色にぬって,部屋のかべには大きなケーキの絵……かぎりなく広がってゆく子どもたちの空想の世界を,クラウスのいきいきとした文章と,センダックの光と色彩にあふれる絵で描きます.」
「この本の子は、おふろばをそらいろにぬりたいのだが、父親はそれをさせない。そこで子どもは、もし自分が家をもっていたら、こういうふうに塗りたいなと思うやり方を夢みる。」
「「岩波のこどもの本」シリーズは、原書は絵本だが、サイズが統一され、子どもの読みやすい大きさで手に取りやすい本。ひとり読みを始めた子どもたちにとって、自分で本を選ぶことは、おとなが思っているより難しい。大人とと違って書評などの手がかりがないので、子どもは表紙の絵や活字の大きさ、本の厚さで判断するしかあない。そこで、本を選ぶ手助けが合った方が、読むことに集中でき、読んで楽しいという経験が積める。「読んでみたらおもしろかった」という体験を積み重ねて、本への信頼感を育て、活字を追う事が苦にならずに本が読めるようになる。」
(『わたしたち、子どもの本の応援団』越高令子+山浦美幸+佐藤あけみ 著 かもがわ出版 より) -
とってさん とってさん
かわいい ちっちゃな とってさん
とっての いいこちゃん とっての いいこちゃん
とっても ちっちゃな とっての いいこちゃん -
センダックの絵、こんな水彩画は少しイメージが違うかな。題名も、これでいいのかな?
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家は思う通りにしたいわねー
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自由で伸びやかな、文と絵が素晴らしく融け合った絵本。
センダックはいつも、
こどもをルールや枷から解き放ってくれる。
この絵本では、思うままに描いたり色を塗ったりしていいんだってこと、
(描かれる人々の顔色が、とても自由ですてき)
想像をめぐらす自由を教えてくれる。 -
タイトルの言葉から始まり、現実的な望みかと思ったら、どんどん子どもらしいイメージのふくらみが。
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センダックの絵本。おふろばを空色にぬりたいなあと子供が言う。そんなことさせられないと父親が言う。本当には出来ないからもし塗れたらって考える。もし、塗れたらこの部屋は何色に塗ろうとか、どんどん夢がふくらんでいく。その空想の広がりのようにのびのびとしたセンダックの絵や色がステキ。のびやかなセンダックの絵がページをめくるたびに空間の広がりを感じさせる。岩波の復刊本です。