さかさ町

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (96ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001160000

感想・レビュー・書評

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  • 【目次】さかさ町/ホテル/レストラン/501号室/お医者さん/としよリーグ/さかさ小学校/わすれよ科/アンストアー/懐中消灯 
    *すべてのことがさかさまの町という発想は楽しい。特に、医療や「わすれよ科」の考え方は一理ある。後者は外山滋比古の「忘れる力」に通じる。

  • ★★★☆☆
    なんでも、さかさまな町があったら?
    絵も楽しい。空想がひろがります
    (まっきー)

  • 娘の読書感想文の課題図書なのでなんとなく読んでみたのだが、思いのほか良い本であった。

    タイトルの通りある兄妹が現実の世界とはすべてが逆さまである「さかさ町」に滞在することになり、いろんな体験をするという話である。

    この「さかさ町」では「子供が働く」「ものを買うとお金をもらえる」などとにかく何もかもが逆さま。

    ただ、考えさせられたのは自分が現実世界の常識を何も考えず「当たり前」として受け入れているということである。自分が常識と考えていることの逆を意識的に考えることにより、よりこの現実社会がより分かってくるということを感じた。

    子供向けの本であるがなかなか含蓄が深い

  • 子供のときと大人になったときの両方で読みたい本。子供のときにも読みたかった。感想を比べてみると面白かっただろうなあ、と思う。

    子供が読書感想文に取り組んでいるときに「親は「書け」と言うだけで、気楽でいいよね」という雰囲気だったので、私も読んで数分で感想文を書いて見せた。

  • 2016課題図書(中学年)その4。

  • 面白い! もし全てが逆さまの町があったら、是非行ってみたいと思うが、この作品で行った気になれます。
    しかし、覚えるためではなく、忘れるための学校。お金を払うのではなく、お金をもらうストアには、考えさせられます。発想の転換になり、楽しい。

  • 夏休みのオススメにしようと思ったら課題図書になっちゃった。うひー。
    訳の小宮さんも書かれてますが、ちょっと立ち止まって考える力、って大人になってからとても重要ですね。

  • 中学年

  • 第62回(2016) 青少年読書感想文全国コンクール 課題図書 小学校中学年

  • 汽車でおじいさんの家に向かっていたリッキーとアン兄妹。線路の事故で汽車は1日、さかさ町に止まることになりました。リッキーとアンも、さかさ町のホテルで泊まることになったのですが、そこは何でもさかさまの奇妙な町で…

    家もさかさま、屋根が下で、屋根の上に車を停めています。車も後ろ向きに走っているみたいな形(エンジンも後ろ)、カンバンの上下逆だし、働くのは子どもたち。
    他にもゆかいなさかさ町。

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