くろグミ団は名探偵 紅サンゴの陰謀

著者 : ユリアン・プレス 大社玲子

• 岩波書店 (2016年12月10日発売)

作品紹介・あらすじ

くろグミ団の子どもたちはあまいおかしより、なぞの事件が大好き!するどい観察と推理で、犯人を追いつめていきます。紅サンゴの陰謀、石弓の射手の背後にあやしい集団の影!ロジタニア号盗難事件、客船で起きた大胆不敵な犯行!ツルの森のどろぼう、だれかが勝手に木を切っている?!レースのえり飾りのなぞ、300年まえの宝の秘密がいま!なぞを解く手がかりは絵のなかに。くろグミ団のなかまとともに4つの事件を解決しよう!

感想・レビュー・書評

[akiuwaさんの感想 · 2017年8月20日]

[江戸川区図書館]

筆者は、「くろて団は名探偵」を書いた方の息子らしく、作風、というか、作品手法？もそのくろて団を模したシリーズらしい？

一応少年探偵による事件解決ストーリーという展開の中、全片ページに探し絵的なイラストへの問題を出してくる形式。こういうの、ハマると面白いよね。そういえば昔、各段落？章？の最後が二択とかになっていて、指定された番号に飛んでいくことで話が複数変わる形式の本があったよな、あれもそろそろ好きなお年頃かも。具体的に自分が読んでいたシリーズが何だったかは覚えていないけれど、今度その手の本を探してみよう。