新日本古典文学大系 (56)

  • 岩波書店
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (618ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002400563

作品紹介・あらすじ

今様を熱愛した上皇と一人の老白拍子の出会いが生んだ希有の歌謡集『梁塵秘抄』。花の都の景物や恋の情念をあでやかに歌い上げた『閑吟集』。室町時代の庶民の生態・人情を活写した『狂言歌謡』-。中世はまさに歌謡の時代であった。老若男女の信仰告白や恋の嘆き、遊ぶ子どものさざめきが、中世の歌声にのって聞こえて来る。

感想・レビュー・書評

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  • 第56巻

  • 読み物としてもおもしろい

  • 梁塵秘抄の今様の由来の説明に、
    土師の連という人が歌っていたら後から真似をする人がいて、
    それを追いかけたらその人は水に入って消えてしまった。
    実はその人は火星が姿を変えてその歌を聴きに来たのだった。
    という由来譚があって、稲垣足穂チックでかわいいなあと思いました。<br>
    今様には今見ても楽しい歌もちらほらあります。

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