埋もれた巨像: 国家論の試み (同時代ライブラリー 324)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (294ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784002603247

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  • 不比等がメイン。
    難しいところと平易なところが入り混じっているが主旨はシンプル。

  • 857夜

  • [ 内容 ]
    8世紀初頭に出現した国家的モニュメント群-大宝律令・平城京・日本書紀に着目し、その実質的な制作主体・藤原不比等を「埋もれた巨像」として発掘する。
    天皇制の原形の形成の秘密を捉え直し、日本国家の特質に迫る。

    [ 目次 ]


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著者プロフィール

1921年、和歌山県生まれ。京都帝国大学文学部哲学科卒業。太平洋戦争では人間魚雷回天に搭乗した特攻要員。戦後、京都大学教授、京都国立博物館館長、京都市立芸術大学学長などを務める。1988年紫綬褒章受章、1994年文化功労者。その研究は、哲学から仏教、国家論、天皇論、文化論など広汎な分野に及ぶ。2012年没。著書は、『大東亜戦争の意味』中央公論社1964、『明治維新の分析視点』講談社1968、『大東亜戦争の遺産』中央公論社1969、『神々の体系 正・続』中公新書1972・1975、『埋もれた巨像 国家論の試み』岩波書店1977、『空海』朝日新聞社1981、『天皇制の深層』朝日新聞社1985、『受容と創造の軌跡 日本文明史の構想』角川書店1990など多数。また『上山春平著作集』全10巻(1994-1996)が法藏館より刊行されている。

「2019年 『天皇制の深層』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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