介護職がいなくなる: ケアの現場で何が起きているのか (岩波ブックレット NO. 1008)
- 岩波書店 (2019年9月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (86ページ)
- / ISBN・EAN: 9784002710082
作品紹介・あらすじ
超高齢社会が進む中で介護人材を増やしていかなければ、介護サービスの質の低下を招き、利用する高齢者やその家族は安心して暮らしていくことはできない。ブラック化する介護労働の実態、利用者からのセクハラ・パワハラ、管理職の指導力・養成力の欠如、外国人介護士の受け入れなど、介護現場の課題を明らかにし、解決策を提示する。
感想・レビュー・書評
-
【選書No】083
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/volume/1255841 -
自分が勤めていた施設、そのまんまの内容でした!
自分の感覚が間違っていないこと、少なくとも本書では問題点をとして挙げてくださっていることに安堵いたしました。
-
介護職の現状、未来の介護人材の不足を危惧した本。
要介護者も選ばれる時代になるというのは納得。 -
配置場所:2F書架
請求記号:369.26||Y 97
資料ID:C0040001 -
《正しく伝えているはじめの一冊》
P82「要介護者が選ばれる時代に」
介護人員が充足することは恐らく無いでしょう。
外国人では数年で帰国するし、訪問系では働けないので充分ではない。
介護ロボットなんて殆ど使い物にならない、せいぜいカーナビレベル。介護ロボット一台を一人の人員扱いされたらたまったものではない。
残念ながら今の仕組みを大きく変えない限り、介護職は増えないし、事業所は淘汰される。
そうなれば「手のかかる」「偉そうな」高齢者、そして家族は断られます。
働いている人を守るために、「手のかかる」「偉そうな」人と契約しないのです。
『支えられ上手になる』
この先安心、安全に生活していくため必要です。 -
☆中間管理職が大切。対策とる。離職率高い。
-
介護の現状かコンパクトにまとめられていて
課題を摑むのに最適。
介護職の不足、低賃金だけが原因と見られがちだが
それだけじやないのがよくわかる。 -
かなり薄いページで600円とか…まぁ,いまの介護現場を知るにはちょうど良いかと思う.