- Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003001578
作品紹介・あらすじ
紫式部が中宮彰子に仕えた期間のうち寛弘5(1008)年7月から約1年半にわたる日記と消息文から成る。道長邸の生活、彰子の出産、正月の節会など大小の見聞が式部独特の鋭敏な感覚を通して記録されている。自他の人間を見すえてたじろぐことのなかった『源氏物語』の作者の複雑な内面生活をうかがい知るうえからも貴重な文献。
感想・レビュー・書評
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現代語訳がないので、日本古典文学全集を参考に読みました。中宮彰子の敦成親王出産の前後の土御門邸の様子、道長の浮かれっぷりをルポルタージュのように語るかと思えば、同僚の女房たちの辛口チェックはSNSなら炎上するかも…。清少納言をけなしているのは結構有名ですが、それより長々と斎院御所の人をディスっているのは知らなかったです。確かにこの文章を書いた人は陰キャと言われても仕方ないかな…。
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NHKの大河ドラマに浮かされて本棚から取り出す。
昭和44年3月30日第7刷。
2024年4月26日ようやく再読読了。他人の衣装のことを、ここまで事細かく書いていた記憶は全くなかった。女性が他人の着ているものをあれこれ批評するのは今も昔も変わらない。 -
わからんものはわからないが、古文であってもこれくらいの長さであれば、全文を眺めることはできる。1000年前に生きた紫式部がリアルな人間であったことを実感するだけで価値あり。
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古典
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資料番号:010677821
請求記号:915.3ム -
高校2年生/図書館にて
9918シ17
14443 -
昭和二十六年に発行されたすんごいぼろぼろの古本。
もらいもの。 -
紫式部の日記(笑)昔の貴族の時間の流れは相当遅そうです。現代人の私が行ったら耐えられない 無理。