太平記(一) (岩波文庫)

制作 : 兵藤 裕己 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 152
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (496ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003014318

作品紹介・あらすじ

鎌倉幕府の滅亡に始まる南北朝の動乱。北条一族の終焉、楠正成らの知勇が支える後醍醐政権、足利尊氏の離反、室町幕府の成立…。数十年にわたって列島を揺るがした巨大な戦乱を記す『太平記』。その古態を伝える「西源院本」に、初めて校注を加える。

感想・レビュー・書評

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  • 駅前の書店で購入しました。
    (2014年9月3日)

  • h10-図書館2018.8.3 期限8/117 未読 返却8/14

  • 現代仮名遣いでさらに活字も大きいので意外と読みやすい。古文書を読むという形式でないのでスラスラ読め、さらに校注も多いので読むのに苦労はない。
     そして、巻の初めに概略が書いてあるので、それを読んでから本文をよむことで無理なく筋が頭に入る。

  • NHK100分de名著:7月の名著
    摂南大学図書館OPACへ⇒
    https://opac2.lib.setsunan.ac.jp/webopac/BB99655505

  • 中国古典を典拠とする表現・逸話がこれほど多く含まれてるとは思わなかった。 明治時代の人間ならずとも、楠正成の活躍に心躍り護良親王の冒険に感嘆する。赤松らはさほど活躍できてない印象。

  • めんどくさいのをはじめてしまった。註が同じページについているので結構ちゃんと読める。

  • 藤戸の故事を複数回引いており、中世人らしさが見える。また、朝廷方か幕府方かどちらにつくかが、一戦一戦変化していく様子は、普遍的な人間性に思える。われわれは、幕府が負けたという結論を知っているが、当時の人々は知らないわけで、歴史を論ずるとき、この基本的前提をふまえないとたいへんな失敗をする。

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    (20141231)
     

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