雪国 (岩波文庫 緑81-3)

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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003108130

感想・レビュー・書評

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  • 島村、駒子、葉子の三角関係というと簡略化しすぎなきらいがあるが、細かい風景、心理描写で読者を惹きつけるものがあった。

  • 葉子と島村の会話のシーンが綺麗に描かれていていい感じ。
    ーーーーー
    国境の長いトンネルを抜けると雪国であった.夜の底が白くなった.-頑なに無為徒食に生きて来た主人公島村は,半年ぶりに雪深い温泉町を訪ね,芸者になった駒子に再会し,「悲しいほど美しい声」の葉子と出会う.人の世の哀しさと美しさを描いて,日本近代小説屈指の名作に数えられる川端康成(1899-1972)の代表作.

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/700867

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著者プロフィール

一八九九(明治三十二)年、大阪生まれ。幼くして父母を失い、十五歳で祖父も失って孤児となり、叔父に引き取られる。東京帝国大学国文学科卒業。東大在学中に同人誌「新思潮」の第六次を発刊し、菊池寛らの好評を得て文壇に登場する。一九二六(大正十五・昭和元)年に発表した『伊豆の踊子』以来、昭和文壇の第一人者として『雪国』『千羽鶴』『山の音』『眠れる美女』などを発表。六八(昭和四十三)年、日本人初のノーベル文学賞を受賞。七二(昭和四十七)年四月、自殺。

「2022年 『川端康成異相短篇集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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