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- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003119518
感想・レビュー・書評
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中学一年生の国語の教科書の一番最初の中原中也の詩が今でも忘れられないので時折詩集を読んでみる。有名な「わたしが一番きれいだったとき」はその時代を次の時代の読み手にも連想できるような見方と説得力をかんじる。他は時代性を伴っていることが多く、戦後であることや女性であることを踏まえなければこちらから歩み寄らなければ感情的な共感は難しいのではとも思う。相応にしてリズム感がどの詩にもあるのと、終端がこれで終わりですと区切られているので読む方のストレスはない。音楽をのせた歌詞を読んでいる印象を受けたが、音楽のない歌詞は散漫的にイメージができない印象を同時に受けた。
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