アメリカ紀行 上 (岩波文庫 赤 229-6)

  • 岩波書店
3.13
  • (0)
  • (1)
  • (7)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 37
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (433ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003222966

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 形式を重んじるイングランドと、合理的でまだ若いアメリカの姿とを見比べるディケンズの視線・感覚が伝わってくる。
    率直な感想と印象が述べられている、と感じた。
    航海のひどさがコミカルに描かれていたり、かみたばこの汚らしさが繰り返し訴えられていたり。
    私もかみたばこは御免こうむりたい。
    ぞっとする。
    旅の途中に出会った人々の様子がいきいきと伝わってきて、さすがディケンズ、と楽しく読んだ。
    下巻へ進める。

  • 新書文庫

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

1800年代を代表するイギリスの小説家。おもに下層階級を主人公とし、弱者の視点で社会を諷刺した作品を発表した。新聞記者を務めながら小説を発表し、英国の国民作家とも評されている。『オリバー・ツイスト』『クリスマス・キャロル』『デイヴィッド・コパフィールド』『二都物語』『大いなる遺産』などは、現在でも度々映画化されており、児童書の発行部数でも、複数の作品が世界的なランキングで上位にランクされている。

「2020年 『クリスマス・キャロル』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ディケンズの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×