- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003223314
感想・レビュー・書評
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救いようのない暗さに、一度は放棄したものの、適齢期ってのはあるもので今読むと、 崇高な魂の壮絶な物語なのだと分かる。
殺伐とした空気が逆に、魂が惹かれ合う激しさを際立たせているから 健全な幸福の描写など一切出てこなくとも不思議と美しい話なのだ。 傲慢で荒々しく気高い人々もなぜかチャーミング。
女性が描いたとは思えない力強く異常な文章です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
どろろどろろしてます。愛し合いされどろろどろろ。
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はじめは冗談かと思い、ヒースクリフはなんてシュールなユーモアの持ち主なんだハハハ!と笑っておったら、途中で本気だ!と気づいて固唾を呑みました。しかしキャシーが浮かれて結婚話をしている最中にそっと出て行く彼の姿を思い浮かべると、せつない。キュン。
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子どもの頃、登場人物の性格の激しさに、強烈に人種的違いを感じた気がする。でもイギリス…。
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以前に漫画版を読んだことがあって、キャサリンとヒースクリフの身分違いの悲恋物語だとばかり思ってました。あれっ?正直なところ登場人物全員の考え方に理解がいかないというか、しまいには腹まで立ってくるのですが(これは、召使や身分制度の文化に実際触れたことがないからかもしれません)不思議と最後まで読みたくなってしまいました。共感はおこらなかったけれど、嵐が丘の人々の愛憎模様を追っていくのはおもしろかったです。
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ひたすら強い女の印象が。
情熱的な恋愛模様を昼メロもびっくりするドロドロ愛憎劇で描かれている。 -
おもしろかった。エミリー大丈夫か?